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中根東八幡社神楽の音源 |
昭和33年10月26日に中根東八幡社の社務所で録音されたオリジナルテープ(行方不明)から、佐竹尺八道場の佐竹正治先生が、昭和51年にカセットテープにダビングしたものをベースとしています。この音源は、平成15年10月24日に、そのカセットテープからサンプリングして作成したオリジナルを、フィルター処理して少し聞き易くしたものです。 昭和33年10月26日 録音 (中根東八幡社社務所にて) 神楽師 : 村上繁三 ・ 村上信太郎 ・ 坂野鉦吉 ・ 村上春次郎 ・ 村上仙太郎
もともと楽譜は存在していませんが、私が採譜したものは、楽譜のページにあります。 津島下りだけは、能管で吹かれていますが、それ以外の曲は、すべて宮流神楽笛によるものです。太鼓は、宮太鼓と締太鼓の組み合わせで、一人打ちです。 これらは、いずれも広い意味では熱田神楽と呼ばれる神楽・お囃子の一種です。名古屋南部で広く演奏されているものとは、微妙に違いますが、ほぼ同じものです。また、ある意味では、笠寺系よりも、古い熱田町内の神楽により近いものである可能性もあります。熱田神楽については、「宮流神楽とお囃子」サイトを見てください。笠寺での曲名との対比表は、以下の通りです。
この音源は、昭和33年10月26日に録音されたものですが、その2日後の10月28日に、井戸田神楽連(津賀田神社)の公開録音会が開かれ、井戸田の神楽・お囃子のすべてが録音されています。中根と井戸田は1.5km程度しか離れておらず、まだテープレコーダーが一般的に広まっていなかった時代のことを考えると、何らかの関連があるのかもしれないと思っています。これについては、「宮流神楽とお囃子」サイトの中の、津賀田資料を見てください。 上記音源は、mp3で圧縮したファイルをホームページに載せてあるだけで、きちんとしたストリーミング配信ではありません。曲名をクリックすれば、自動的にメディアプレーヤーなどで演奏が始まるはずですが、途中で音が途切れる場合は、ダウンロードしてから聞いてみてください。 フィルター処理 ( コンプレッサー + パラメトリックイコライザー ) コンプレッサー threshold -15.0 dB ・ ratio 2.0:1 ・ attack 4.0 ms ・ release 500.0 ms ・ stereo link 25.0 ・ volume 6.5 dB イコライザー Low: 720.0 Hz / -7.4 dB ・ High: 3.4 kHz / 3.2 dB ・ volume 6.8 dB |
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