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中根東八幡社神楽の楽譜 |
◆ 原典版
現在、採譜途中です。PDFファイルがあるものは採譜が完了していますが、他は、未完成です。 曲名をクリックすると、楽譜が画像ファイルとして表示されます。DOCとPDFは、右クリックして「対象をファイルに保存」を選択するとダウンロードすることが出来ますし、Microsoft WodやAcrobat Readerがインストールされていれば、左クリックでそのまま表示も出来ます。 50年前の古い録音テープから、最初は、五線譜に採譜しようと考えていました。しかし、宮流神楽笛の音程ピッチは西洋音楽的な平均律からは程遠く、五線譜で表すのは無理だということがわかったので、結局、このような笛の数字譜に落ち着きました。横書きで、しかも小節・8分音符・16分音符などのイメージを残したのでちょっと見難いかもしれませんが、呂音は漢数字、甲音はアラビア数字、大甲はマル数字で表してあります。 宮流神楽笛を吹いてみると、一見、指遣いの1・2・3がド・レ・ミに相当するようにも感じられます。しかし、曲の中で使用されているスケールを相対音程のドレミに無理やり割り当てると、実際には、 ド・レ・ミ・(ファ)・ソ・ラ・♭シ・ド = 五・六・七メリ・(1)・2・3・4・5 のようになっています。 今回採譜した楽譜は、宮流神楽笛の指遣いをそのまま楽譜にしたので、1・2・3をド・レ・ミと読んでしまうと変な感じになります。ただ、これは五線譜を固定度で読むか移動度で読むかの問題と同じで、移動度が好きなら5を基音と考えれば良いという事です。 運指表(暫定版です。まだ、よくわかっていない部分があります。)(◎は半開き)
◆ 佐竹版
中根東八幡社では、昭和54年から、まず天道神楽・秋葉神楽・早道大神楽の3曲が演奏されるようになりました。そして、昭和55年に早道大神楽が、昭和56年には月矢車が追加され、全5曲で今日に至っています。 この楽譜は、佐竹先生が採譜したものを書き直したものですが、月矢車だけは、ちょっとリズムと小節が合っていないところがあったので、私が少し修正しています。 ◆ 楽譜の見方
太い2重の小節区切り線は、曲の一番最後で無い限り、リピート記号と見なして下さい。 大部分は2分の2拍子で書いてありますが、津島下がりだけは4分の4拍子です。 行の頭にある数字は、行間のものは曲の始まりからの経過秒数、行内にあるものは行数番号を表しています。これらは、楽譜が完成したら、削除予定です。 笛のスケールが平均律などの西洋的な音階でないため、3はEのやや低め、4はFとF#の中間、5はGのやや高め、7はBとB♭の中間、1はCのやや高めで、きちんと言い表せません。まだ、全然統一してありませんが、そのあたりをどうするかは、現在、思考中です。 |
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