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バンスリ(インドの横笛)の比較研究


 はじめに

私は、 神社の祭礼で神楽やお囃子を演奏している、笛吹きの一人です。数年前、ふとしたことでバンスリ(インドの竹笛)に出会い、その優しい音に惹かれていくつか買っているうちに、10本以上買ってしまいました。

最初は何も情報がなく、手探り状態でしたが、いくつか買って吹いているうちに、だいたいの手応えがわかってきました。このページは、篠笛がある程度吹けて、バンスリもちょっと吹いてみたいという人に、情報提供をしようと考えて書きました。私自身は、インド音楽のラーガも本来のバンスリの吹き方もよくわかっていませんが、横笛自体はそこそこ吹けます。このページは、篠笛を吹いている人間が、バンスリというちょっと変わった横笛を手に入れた話として、参考にしていただければ幸いです。
上からF Medium、D# Medium、D# Medium、D Medium、C# Medium、C# Medium、C Medium、B Base、G# Base です。
下の写真は、上がA# Base、下がG Baseで、表示倍率を同じにしてあります。
上から6本目のC# Mediumだけは、元から少し曲がっていて、しかも私がルーターで指孔を大きくしています。しかし、それ以外の笛は、曲がって見えるものがあっても、写真の撮り方が悪いせいだけで、ちゃんと真直ぐです。


 バンスリのキーについて

まず、バンスリのキーの表示が、篠笛などと違っているので注意が必要です。バンスリのドの音は、篠笛でいう4の指使い(●●●○○○o)にあたり、ファが7メリになります。バンスリのキーでAというのは、4の指使いが440Hzの倍数になるということなのです。バンスリのFキーは、C管、篠笛の八本調子の相当します。

バンスリは、A Shankh (42inch/106.7cm)からF Small (7.5inch/18.7cm)ぐらいが一般的に売られています。ティラキタなどの日本の通販では、すべてのキーがそろっていませんが、インドのメーカーでは、2オクターブ半ぐらいの範囲でナチュラル・シャープを含め、全キーが販売されています。なお、キーだけではオクターブがわからないので、低い方からShankh / Base / Medium / Small を付けてオクターブを表します。

バンスリのキーと西洋音楽的なキーと篠笛の本数の一覧表を作ってみました。西洋音楽的なキーというのは、捨孔以外全部閉じた音(●●●●●●o)を意味しています。もちろん、これ以外に下の方はC Baseから更に下のA Shankhまで、上の方はB Mediumから更に上のF Smallまであります。ただ、個人的な感想としては、F medium以上はおもちゃみたいな感じで今ひとつ面白みに欠けますし、E Base以下はなかなか簡単には指が届かないので、実際の選択肢はこのくらいかと思います。

 バンスリのキー  長さ  西洋音楽のキー  篠笛
 E Medium  16inch / 40.6cm  B  七本調子
 D# Medium  16.5inch / 41.5cm  A#  六本調子
 D Medium  17inch / 43.2cm  A  五本調子
 C# Medium  18.6inch / 47cm  G#  四本調子
 C Medium  19inch / 48.3cm  G (ケーナと同じ)  三本調子
 B Base  20inch / 50.8cm  F#  二本調子
 A# Base  21.5inch / 54.6cm  F  一本調子
 A Base  23.5inch / 59.7cm  E  (0本)
 G# Base  24.5inch / 62.2cm  D#  (−1本)
 G Base  25.5inch / 64.8cm  D (尺八と同じ)  (−2本)
 F# Base  27inch / 68.6cm  C#  (−3本)
 F Base  28.5inch / 72.4cm  C (フルートと同じ)  (−4本)

bansuriflute.comには、初心者はG# Baseで練習を始めると良いと書いてありますし、Wikipediaには、20inch(B Base)ぐらいが最も一般的と書いてあります。Flute.inでは、G# BaseとG Baseのところに、初心者に最適と書いてあります。ただ、インド人と日本人では、やっぱり指の長さと太さが違います。


 キーによるバンスリの違いと特徴

D Medium 〜 C# Medium
篠笛で六本調子より低い笛を吹いたことがなかった私でも、C# Medium(G#管・四本調子相当)までは、篠笛からパッと持ち替えて何の違和感もなく吹けました。バンスリは篠笛よりも太いために持ちやすく、また小指は押さえないため、篠笛よりも半音下でも、持った感じが同じぐらいになります。
篠笛を吹いている人が、まず試しに買ってみようと思ったら、D MediumかC# Mediumぐらいがお勧めです。簡単に吹きこなせますので、バンスリの柔らかい音色を、すぐに楽しむことができます。

C Medium 〜 A# Base
ただ、バンスリの音色の魅力は、やっぱり低くて柔らかい音にありますから、そのうちにもっと低いキーのバンスリが欲しくなります。実際には、A# Base(F管・一本調子相当)ぐらいまでは、篠笛的な押さえ方でもちゃんと指が届きますし、ゆっくりした曲ならそれなりに吹けます。しかし、物理的に指が届くということと吹きこなせるかどうかということは別問題です。
私も、最近はちょっと練習した成果が出て、C Medium〜B Baseのキーのバンスリはだいたい吹けるようになってきました。しかし、A# Baseになると、指孔が大きいこともあって、指は十分届いているのに、まだ早い指の動きをすると押さえきれません。とにかく、A# Baseのあたりまでは、指が届かないことは絶対にありませんので、練習で指孔の位置の感覚さえつかめば、吹けるようになります。このあたりのキーになると、バンスリ独特の本当に柔らかくて優しい音がします。

A Base 〜 G Base
今のところ、うちにある一番低いバンスリはG Base(D管、64.8cm)ですが、指は届いているし音もちゃんと出るのですが、スムースに曲を吹くのは、やっぱりちょっと苦しいです。このあたりのキーは、指を斜めにして人差指・中指は指の第2関節付近で押さえる、バンスリ独特の押さえ方でないと、指が届きません。
右の写真はG Baseですが、もちろん、バンスリ独特の押さえ方にすれば、このように指は十分届いています。ただ、篠笛を吹いていた人間にとって、この押さえ方にはかなりの慣れと練習が必要です。
私の感触としては、このバンスリ独特の押さえ方でゆけば、指が届くかどうかという話だけなら、まだ十分に下までいけそうな気がしますが、そのあたりはまだ未知の領域です。

指が届くかどうかがよく話題になりますが、A Base程度までの話でしたら、普通の手の大きさだったら十分に届くと思います。リコーダー的な押さえ方は論外として、届かないというのは、押さえ方がバンスリに合っていない、つまり篠笛的な押さえ方をしているからだと思います。ただ、長いバンスリは、指孔間距離だけでなく指孔自体がかなり大きいので、指の細い女性では、指は届いても、指孔が大きすぎて押さえきれない可能性は、十分にあります。
私の印象では、篠笛的な押さえ方で楽にいけるのは、だいたいB Baseぐらいまでで、A# Baseがボーダーラインぐらいじゃないでしょうか。A# Baseが一本調子相当ですから、なるほどと頷けますよね。ですから、それ以下のキーのバンスリを吹くのなら、Youtubeの動画をいろいろ見て、バンスリ独特の押さえ方を習得しないといけないと思います。

F# Base 〜 F Base
最近、F Baseを購入して練習していますが、なかなか難しいですね。ただ、F Baseは西洋音楽で言うC管でフルートと同じです。他の楽器と合奏することを考えるのなら、やっぱりこれが吹けると良いですよね。ただ僕の現状では、曲の最初の方はちゃんと指孔を押さえられても、吹いているうちに指がずれてきて、曲の最後の方は音が上手く出ません。まあ、本格的にインド音楽をやるのでなければ、このF Baseが最終目標かと考えて頑張っています。

F# Baseよりも下
インドでは、プロのバンスリ奏者は、E Baseを使うことが多いそうで、これはシタールとピッチを合わせるとE Baseになるからだそうです。また、サントゥールやサロードに合わせるときは、C# BaseかD Baseだそうです。最低キーはそのずっと下のA Shankh です。はるか彼方の低さですね。ただ、私はインド音楽をやろうと考えているわけではありませんので、とりあえず、G Baseぐらいをきちんと吹きこなせるようになったらいいなと思っています。


 バンスリの購入

うちにあるバンスリは、ティラキタの通販(一部は名古屋のビーナトレーディングのお店)で買ったRiyazFlute&Son's製のものと、通販で買ったPunam Flutes製のものです。

RiyazFlute&Son's製バンスリ
ティラキタの通販では、上記リストのキー範囲のうち、E Medium・D Medium・C Medium・B Base・A Baseしか販売していません。かといって、ビーナトレーディングにはいろいろなキーが置いてありますが、案外、ちょど良さそうなキーが売り切れていたりします。
なお、ティラキタのバンスリにはWHITEという刻印がありますが、これは巻いてある糸の色を表しているのではなく、白鍵のキーであることを意味しています。例えば黒鍵に相当するA# Baseには、BLACK5Aと書かれています。

Punam Flutes製バンスリ
flute.inではA ShankhからF Smallまで半音刻みにすべてのキーを売っています。3800円のティラキタのバンスリに比べ、flute.inのバンスリは、D Mediumが70ドル、C Mediumが75ドルとかなり高く、しかもさらに海外送料が1本で30ドル、2本で45ドルかかります。しかし、flute.inのバンスリの方が、明らかに品質が良く、音質も素晴らしく、値段が倍以上しても当然というレベルのものです。

購入上の注意
日本のティラキタから、通販でバンスリを買うことについては、説明しなくても大丈夫ですよね。ここでは、Punam Flutesでインドから直接買う場合の注意点を書いておきます。Punam Flutesはインドにある会社なので全部英語で書かれていますが、特に難しくはありません。

Punam Flutesのページを開き、SHOPのタブにマウスカーソルを合わせると、All Scales(すべて)、All Natural Scales(白鍵のキー)、All Sharp Scales(黒鍵のキー)などが出てくるので、それをクリックすると、商品の一覧が出てきます。例えばC# Mediumを選ぶとそのページに移行しますので、「add to cart」をクリックするとカートに入り、出てきた画面でCartをクリックすれば、カートが表示され、Continueをクリックすれば継続で、最後に右側のShopping Cartをクリックすれば、カートが表示されます。

Cartの画面を表示させると、最初のShipping Addressでは、指示通りに住所・名前・メールアドレスなどを記入します。NextでShipping Methodに行きますが、海外なのでFlute.in World Wide Shippingしか選択肢がなく、これをチェックしNextでPayment Methodへ進みます。ここまでは普通の日本の通販と同じですね。

そこからが、日本から買うのと少し違うところです。よくわからない会社にキャッシュカードの番号を教えることはリスクがありますが、このflute.inは、2Checkout(2co)またはPaypalという支払い会社を介在させることによって、セキュリティを確保しています。Paypalはあらかじめアカウントを作る必要があるので、2Checkoutの方が簡単です。2Checkoutにキャッシュカード番号を教えて支払い、2Checkoutからflute.inに支払われる形をとります。まあ、2Checkoutは信頼してあげて下さい。2Checkoutを選択して、NextでComplete Orderに進みます。この画面では、間違いがないことを確認し、I agree to the Terms of Serviceにチェックを入れ、Comfirm orderをクリックすると注文確定です。

ここで、2Checkoutの画面に変わります。注文を確定してから、キャッシュカードの番号など入れるところは、ちょっと日本と違います。この画面で、キャッシュカードの番号などの必要事項を記入し、check outをクリックすると、注文が終了します。気をつけないといけないのは、2Checkoutの画面で支払いを確定しても、なかなか次の画面へ移行せず、何だかfailureなどという文字が出てきたりすることです。私は一度あせってもう一度支払いをクリックし、二重払いになってしまいました。数十分すれば、ちゃんとflute.inからのorderのメールと、2Checkout(2co)からのrecieptのメールがそれぞれ来ます。支払いのクリックは1回だけにして、必ず辛抱強く待って下さい。ただ、私の場合も、2度目・3度目は何の問題も起こらず、Successfulとなりました。

商品は、海外から購入しても、結構早く着きます。注文した日から3日後に、インドから荷物が届いたこともありました。土日が入っても、1週間とかからずに送られてきます。

余談になりますが、二重払いになってしまったことが最初はわからなくて、flute.inからのメールで指摘され、初めて気が付きました。flute.inはまじめな会社ですね、ちゃんと一回分を手数料無しで返してくれました。2Checkout(2co)も・キぐに対応してくれました。そのあたりが気に入って、また買ってしまいましたが・・・。なお、メールでのやりとりは全部英語でしないといけませんから、くれぐれも気をつけて下さい。


 バンスリのメーカーによる違い

 Riyaz


 Punam

次に、ティラキタのRiyazFlute&Son's製(以下Riyazと略)と、flute.inのPunam Flutes製(以下Punamと略)のバンスリを比較してみましょう。この写真は、両方ともD# Medium(六本調子相当)とキーは同じで、上がRiyaz、下がPunamです。何だか曲がっているように見えますが、写真の撮り方の問題で、ちゃんと真直ぐです。

表面は、Riyazは竹の表面を削ったままの状態みたいな感じ(多分つや消しニス塗装)ですが、Punamは明らかに塗装がしてあり、ツルツルしています。装飾を含め、見た目だけで言うのなら、Punamの方がはるかに高級感があります。また、Riyazは、装飾で巻いてある白い糸がすぐゆるんでしまって、とれやすいです。手芸用ボンドで両側を固定しておいた方が、良いと思います。

唄口サイズは、RiyazよりPunamの方がちょっと小さいです。また、Punamの方が肉厚が薄く、全体が軽いです。このあたりも、音色に影響がきっとあると思います。

大きな違いは、指孔サイズがRiyazよりPunamの方がずっと大きいということと、管尻から3−4番目(捨孔を含めて)の孔の間隔が、RiyazよりPunamの方がずっと少ないということです。そのため、Riyazの方が、孔が小さいために押さえやすく、また指孔間も均等に近くて押さえやすいので、とても吹きやすいです。吹きやすさで選ぶのなら、値段も安いですしRiyazの方が良いでしょう。

Punam       Riyaz

しかし、その2点がRiyazのデメリットでもあります。Punamの方が指孔が大きいため、押さえにくいことは確かですが、低い音が出しやすく、全体の音色もずっと良いです。また、Riyazは3−4孔間が広いため、第4孔(ドの音)のピッチが多少高く、ドとシの音程差がありすぎるため、メリカリで調整しないと違和感があります。その点、Punamは、ほとんど平均律に近い正確なピッチになっています。もちろん、その分、Punamは慣れないとかなり押さえにくいです。結局、しっかり練習し、「素晴らしい演奏」というものを求めるのなら、値段は高いですがPunamの方が絶対に良いと思います。楽器としては、Punamの方がはるかに素晴らしいです。


 バンスリと篠笛との比較

今度は、同じキーで篠笛(六本調子)とバンスリ(D# Medium)を比較してみましょう。右の写真は、上から篠笛の朗童管と蘭情管、バンスリのRiyazとPunamです。

篠笛は、内側が漆が塗ってあってツルツルであるのに対し、バンスリは竹の生地そのままで、凹凸のある粗な感じです。また、篠笛に比べて内径がかなり太いです。
重さは、六本調子朗童管が57.1g、蘭情管53.6g、D# MediumのRiyazが38.4g、Punamが32.4gと、同じくらいのピッチならバンスリの方がずっと軽いです。ちなみに、C MediumのPunamは54.9g、B BaseのRiyazは81.6gでした。

吹いてみると、篠笛は澄んだ透明感のある音、バンスリは柔らかくて温かい音がして、同じ音程なのに、かなり違う感じがします。ただ、構造から考えると、当然なのかもしれません。

また、篠笛は、呂音の上の方から甲音の上の方までを主に使うのに対し、バンスリは呂音の下の方から甲音の下の方までを中心として使います。篠笛は、指孔のピッチが甲音できちんと合わせてあって、呂音の上の方はメリ気味で吹く感じに出来ています。それに対し、バンスリは、指孔のピッチは呂音できちんと合わせてある感じがします。バンスリの呂音は、上の方も下の方もそれほど指孔ピッチの差を感じさせません。

3−4孔の間隔は、Riyazは唄用篠笛とほぼ同じですが、Punamは多少癖があります。これについては、上の方に書きました。あと、全体的な指孔のサイズは、Riyazは篠笛に比べ微妙に小さめ、Punamは明らかに篠笛より大きい感じがします。写真で見るとそうでもなさそうに見えるのですが、篠笛の指孔がかなり楕円形であるのに対し、バンスリの指孔が円に近いため、強く感じるのかもしれません。

篠笛と比べて気になるのは、ややピッチが高め(D Medium以上)のバンスリのオクターブ比の悪さです。六本調子の篠笛では、朗童管も蘭情管も、2の指使い(●●●●●○○)で、メリカリをつけずに呂音と甲音を吹くと、甲音の方が半音の15%ぐらいピッチが下がります。しかし、バンスリでは、同じピッチのD# Mediumで同じ事をすると、RiyazでもPunamでも、半音の30%ぐらいピッチが下がります。甲音の上の方はさらにピッチが下がりますので、メリカリで調整するのは結構大変です。

ただ、この現象はC MediumやB Baseぐらいの中音域のバンスリになると、ピッチの下がりは半音の15%程度になり、メリカリ調整は容易になってきます。中音域以下のバンスリは、逆に篠笛よりも全体のピッチが正確ですので、そういう意味でも、少なくともC# Mediumより低いバンスリを吹きたいものです。


 吹き方

YouTubeに、以下の素晴らしいビデオがあります。英語では無いので全然わかりませんが、指を見ればかなり参考になることは確かです。Part1やPart2は何を言っているのかわかりませんので、とりあえずPart3以降を見て下さい。

Learn to Play Bansuri
Part 1 - General Information
Part 2 - Holding and Producing Sound
Part 3 - Playing Natural Scale
Part 4 - Playing Scales with Key Change - Theory
Part 5 - Playing Scales with Key Change - Practical
Part 6 - Playing Half Notes

Part 3 このビデオは、G Base のバンスリを使っています。



 運指表

運指表は、以下のあたりを見て頂ければ良いかと思います。
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Bansuri-finger.png
http://www.anubodh.com/Fingering/Bansuri_fingering_chart_web.pdf

私は、篠笛と同じ感覚で吹いていますので、インド音楽をやっている方から怒られそうですが、ちょっと違うのは、篠笛でいう甲音の1の指使いです。4(●●●○○○o)をドとした場合のソの音ですが、●●●●●●oでも良いのでしょうが、Youtubeなどを見ると、皆さん○●●●●●oと第7孔を開けているようです。Wikipediaなどの文献でもそちらが正しいようですが、厳密には、●●●●●●oより○●●●●●oの方が、半音の10数%ぐらい、ピッチが高いです。


 手入れ

メンテナンスに関しては、以下のページが詳しいです。
http://www.one-world-trading.com/pdf_files/Flutes_Care_Maintenance.pdf

これは、私が勝手に日本語訳したものです。ー> バンスリのケアとメンテナンス

オイリングが重要で、買ったら一週間以内にオイルを塗り、以後3〜4ヶ月ごとに塗ります。特に唄口付近の内側が重要だそうです。オイルは、ココナッツ・野菜・アーモンド・マスタード・クルミ油と書いてあり、私は亜麻仁油を塗っています。


 バンスリの音色

私の下手な演奏をアップしました。お聞き苦しいかもしれませんが、バンスリの音色はこんな感じです。(^_^)

Resham Firiri ネパール民謡 (使用バンスリ: Punam C# Medium)

赤い花 白い花 日本の歌 (使用バンスリ: Punam C Medium)



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